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天気の良い昼下がり。

美綺は午前の見回りを済ませると、光騎を探して街をウロウロしていた。

目標発見。

「光ちゃ〜ん♪」

見るからにお金持ち、というような庭でお茶をしている光騎を見つけた美綺。

まっしぐらに光騎の元へと駆けつけた。

「あっ、美綺姉だ。」

「む。」

休暇で特に用も無く、街をブラブラしていた光騎。

ソフィアにお茶のお呼ばれをされたので、ソフィアと一緒にお茶を飲んでいたのだ。

光騎は、ソフィアに勇者の心構えみたいなものを説かれていたところである。

「ねぇねぇ、ソフィアちゃん?私もご一緒していいかなぁー?」

むぎゅっ

光騎を愛情たっぷりにハグしながら、ソフィアにウィンク。

「はい、もちろん歓迎します。」

ソフィアは、一瞬だけ自分でもよくわからない感情がよぎったが、快く美綺を迎える。

控える侍従に美綺の分のお茶を用意させた。

用意されたお菓子をつまみつつ、まったりとした空気が流れた。

「光ちゃん、あ〜ん♪」

「み、美輝姉、恥ずかしいよ・・・。」

光騎が顔を赤らめて、美輝に弱々しい抗議をした。

美輝はそんな光騎の仕草にキュンッとなって、

「はい、あ〜ん♪」

「あ、あ〜ん・・・。」

問答無用で光騎の口を開かせるのだった。

「む。」

やっぱり何か得体の知れない感情がざわざわとしたソフィア。

押し黙って、お茶を飲みながらも、じぃっと光騎を見る。

「えっと、ソフィアちゃん?」

美輝の甘々でラブラブな『かまってかまって〜♪』をのらりくらりと相手しながら、光騎はソフィアのほうもちゃんと見ていた。

ソフィアがビクッと肩を震わせて、半眼で光騎を見た。

光騎が首を傾け笑顔で、「なに?」と問いかける。

「な、なんでもない。」

ぷいっ、とソフィアが顔を逸らせる。

少しだけ頬を赤く染めて。

「むむっ?」

ソフィアの微妙な反応を感じ取った、恋する乙女な美輝。

なんとなく光騎をぐいっと引き寄せて、警戒態勢。

「な、なにさ?美輝姉!?」

美輝の柔らかい、まぁ、男の子の光騎にとって嬉し恥ずかしなものが押し付けられた。

逃げようにも、がっちり捕まえられている。

「とりあえず!幼馴染のお姉さんとしては、一歩リードを保ちたいわけですよ!」

「え?え?」

美輝が気迫のこもった、でもなんだかよくわからない叫びをあげた。

ソフィアにむむーっ、と軽い警戒の視線を送る。

「べ、別に私は・・・。」

ごにょごにょと言い淀むソフィア。

あさってのほうを見たり、光騎を見たりで、せわしなく視線を動かしていた。

光騎はよくわかっていない表情を浮かべていた。

しかし、険悪な雰囲気で無いことは感じとっている。

束の間の、のんびりとした時間を過ごす三人だった・・・・・・。



あとがきっぽいもの。
作者「短めです。。」
麻衣「空中都市トリオンの防衛の合間の日常風景ですね。」
作者「第2章のクライマックスに向けての下地作りというか、なんというか。」
麻衣「美輝さん、うらやましいなぁ・・・。」
作者「光騎モテモテだねー。」
麻衣「ソフィアさんの今後の動向が気になるところです!」
作者「ライバルの予感ってやつか・・・。」
おわり



お気軽に叩いてやってください、喜びます(笑)


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